人間のは知性を進化させてきた5万年の間に、私たちの脳は「楽をする」ということを忘れてしまったのです。
人間以外の動物は、眠くなったら寝るし、疲れたら休む。
お腹が空いたら、食べる。
つまり、先天的にカラダの欲求に背くことができるようになっているのが人間なんです。
「脳に振り回されずに生きる方法」を生物学的な視点から、考えるのが「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」の狙いだそうです。
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「こんな仕事がやりたい」などとやりがいを求め、つまらない仕事をさせられる人を「社畜」と読んでバカにするのは、すべて首から上の部分
「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」より
ただ、ご飯を食べ、休息が必要な時には休める。
カラダが一番心地いい状態で働くのが一番いいこと。
たとえ、自然界でも逆境はあります。
エサが取れなくなったり、急な気候変動があったりします。
そんなときも、動物たちは無理をしないで、最後死んでいきます。
著書のなかで
「怪我をするときは怪我をすればよろしい、病気のときは病気になればよろしい、災難のときは災難にあえばよろしい。それが一番の災難除けだ」
という教えを紹介していました。
とくに日本人に多いそうですが、その状況になった時のことを考えて悲観的になって、その時のために準備をしたりする。
なにも起こっていないうちから勝手にストレスを抱えてしまっています。
開き直っていた方が、生きやすいのではないでしょうか?
楽をして生きようと思えば、少し頑張らないといけません。
たとえば十分な睡眠時間というのは、ひとそれぞれですが、毎日8時間寝ようと思うと、この現代社会ではそれなりに工夫しないといけないですね。
私の知っている人の中で8時間睡眠をしっかりとっている人に、ひとりもルーズな人はいません。
昭和45年生まれの私うえせい(@charin_co)。
50歳を前にして、やっと自分が楽に生きられる環境というのが見えてきたようです。
いままでは、どうしてもまわりと比較して自分を良く見せようとしたり、世間体を気にしたり。
また、親の期待というのも、乗っかっていましたが、ようやく自分が楽でいられるというのは、どういうことなのかとういうのが見えてきたようです。
先日も自分の夢を語る機会があったのですが、そこに社会貢献的なことは何もありませんでした。
ただ、自分のいたい場所であったり、過ごしたい時間のこと。
著書のなかにもありましたが、
「生まれ生きて死ぬ」、それがすべてです。くすぶって生きようが、花開こうが、大した違いはないのです。
自分の心地よいように生きていきたいものですね。
では、また。テリマカシ。
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