服装にフォーマルな要素を取り入れることが、わりと嫌いなうえせい(@charin_co)です。
学生時代にアメカジ全盛で育ったのと、サラリーマン時代に窮屈な思いをしたことが理由だと思うのですが、仕事の時でも襟付きの白シャツか、テーラードジャケットを着ていればOK的な感覚で過ごしています。
そんな僕が、20歳前後、30歳前後に買って、それぞれ着倒してくたびれてしまったので処分したシエラデザインズのマウンテンパーカーを、また15年ぶりにまた購入しました。
だいたい10年サイクルで、3回も購入してしまうほどのシエラデザインズのマウンテンパーカーの良さを、勝手に紹介させてもらいます。
画像:Amazonより
シェラデザインズは、1965年にアメリカ・カリフォルニア州でスタートしたアウトドアブランドです。
その、シェラデザインズが1968年(日本では1975年)から発売している60/40(ロクヨン)クロスという高機能素材を使用したマウンテンパーカーです。
耐摩耗性はナイロンより強く、コットンより通気性がよく、水分の侵入をも防ぐと言われています。
しかし、その後さらなる高機能素材が開発され、ゴアテックスのアウトドアウエアが登場してから、ロクヨンクロスは取って代わられてしまいました。
ゴアテックス製のウェアは、かなり高機能で「雨などの水は通さないが、水蒸気は通す」ので、かなり快適に着ることができるのですが、敢えてロクヨンクロスであるシェラデザインズのマウンテンパーカーを選んだ理由があるんです。
アウトドアブランドから発売されいてるウェアというのは、高機能な素材がふんだんに使われていて、軽くて温かいのですが、100%化繊表地だと表面のコーティングが経年劣化によりダメになったり、キャンプの時の火の粉で穴が空いてしまったり、意外と寿命は5年も持たないことが多い。
また、私の場合同じアウターをいろんなシチュエーションで着倒すため、アウトドアだけでなく仕事の時も着ていることが多いのですが、100%化繊表地の高機能アウターだと、ジャケットとパンツのような服装的に合わせるのが難しい。
そんなことを総合的に考えると、コットンが混じっていて経年劣化を楽しめる上長持ちで、適度にクラシックな感じが、色にもよりますがスーツと合せてもなんとかなるというのが、ボクの選んだ理由です。
通常のマウンテンパーカーよりも、少し丈を長くして、膝上丈くらいになっています。
この事によって、ほんとに寒い日でもインナーに高機能なものを着るとこで、着ぶくれすることなく保温ができると思います。
▼ボタンは、昔から変わらないデザイン
▼シェラデザインズ創業50周年を迎える記念のタグ
▼袖口はマジックテープになっています。
この部分は、マジックテープがほつれてきたり、ヘタってくるんですが、マジックテープだけ付け替えると、長く着ることができます。
▼ポケットは、大型サイズな上に、横から突っ込めるので、ハンドウォーマーのように使うことが可能です。
通常ボクくらいの体型だと、Mサイズや場合によっては中に着込むからといってLサイズを選ぶ方も多いと思いますが、アウトドアウェアって大きめサイズを選ぶと、いきなりだらしない感じになってしまうので、多少小さめと思うくらいのサイズでちょうどいいんです。
ちなみに、このマウンテンパーカーに関しては、Sサイズでジャストサイズです。
▼ファスナー全開で着てみる
▼後ろ姿を見てみると
少し丈が長いだけで、印象が大きく変わる上に、保温性も変わるようです。
この写真を撮影した日は、わりと暖かく汗をかいてしまいました。
流行はクルクルと移り変わり、素材に関してもドンドン高機能なものが開発されて、一般的なものになっていきます。
そんな中で、50年も現役で販売されていて、売れているなんていう服はなかなかないのではないでしょうか?
フランス人は、服を10着しか持たずに着回しを楽しむということはよく聞くことですが、確かにシンプルで上品な服をきているイメージ。
私も40歳台半ばになってきましたので、流行を追いかけるのではなく、自分の好みのスタイルで長く着られる質の良いものだけを着るようにしていきたいですね。
では、また。最後まで読んでくれてて、テリマカシ。
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